「木のぬくもり」
住まい作りを考える時、耐震性や断熱性、温熱環境や耐久性などを考慮に入れながら、住む人の要求を満たそうとします。
もしそのような物理的な性能だけを満たそうとするなら鉄筋コンクリート造の方が理にかなうかもしれません。
しかしながら現在、自然の素材が持つよさを引き出した「自然素材の住まい」が注目を集めています。「便利さ」や「経済性」だけではない、住む人々の好みや価値観を重視し、「心の満足感」を得る為に木造住宅を検討される方が増えているようです。
実際に当社がお手伝いさせていただいた木造住宅にお住まいの方から、柱や梁が見えるので、「落ち着く」や「安らぐ」など心情的な言葉をいただきます。また、そういった住まいに永く住まわれている方は、柱が割れても傷ついてもまた節があろうがカビで黒くなっても「木肌」が好きだ、といいます。
我々が目指す「自然住宅」とは、そういった木の素材を大事にし、工法においても自然乾燥や大工さんの気持ちのある手刻み、構造用金物で締め付けない方法など、木材の良さを残した住宅であり、30年、50年と経つうちに、住まわれる家族とともに成長しつづける住まいのことです。
住まい作りを真剣に検討されている方々おひとりおひとりに、住宅の現状を知ってもらい、理解していただくために様々な情報を提供し、
共に考えていきます。
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